イーレックスの分析

分析なんて大層なことをタイトルにしていますが色々と調べたことなどを書き記していこうかと思います。

 

イーレックスは電力小売り、電力卸売り、電源開発等を行う会社です。

バイオマス発電所を2か所(土佐、佐伯)有しており販売代理店を通じて電力を小売りしています。

また、余った電力は日本卸電力取引所(JEPX)に卸売りをし、不足分はJEPXや各企業から調達をして安定した電力供給を行っています。

上場は2014年と最近ですが創業は1999年で新電力の中では老舗の部類です。

 

 発電事業は現在、土佐(20MW)、佐伯(50MW)の2か所が運転中です。さらに大船渡豊前(それぞれ75MW)が2019年下期に運転開始予定で沖縄(50MW)が計画中となっています。

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ここで問題になってくるのが2か所の発電所建設のための莫大な費用をどうするのかですが、FISCOのレポートによると”この2つのプロジェクトに対する資金手当ては終了している”とのことです。

大船渡で発電された電力は全量をイーレックスが引き取り外部へ販売、豊前では全量を九州電力に販売することになります。

 

バイオマス発電は同じ再生可能エネルギー太陽光発電と比較して燃料費がかかるものの稼働率や設置面積、投資回収期間に強みがあります。

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イーレックスは電力の卸売りと小売りを行っていますが利益が大きいのは小売りの方です。

 

 

資金繰りの不安はありますが、インタレスト・カバレッジ・レシオは9.6倍で特に心配という訳ではありません。

インタレスト・カバレッジ・レシオとは営業利益が支払利息の何倍かという指標であり10倍以上なら優良ですが、業種によってかなり差があります。

例えば製薬会社は数千倍のところもありますし、逆に電力会社は低めです。

関西電力は連結で4.79倍、東北電力は11.2倍、北陸電力は6.1倍です。

 

 続きます。